2015年12月17日木曜日

2015 川崎ハロウィンまでの道のり〜フエキ糊作るよ③〜

前回②の続きです。


次は下地です。
最初、絵を描く時にも使ってる『ジェッソ』のみでやろうかと思ったんですが、デコボコが目立つし欠けている所もあったので粘土を使う事に。




↑顔は石粉粘土、帽子は100均の粘土


『石粉粘土』は手芸屋さんで買ってきました。調べるとフィギュアや人形作り、フェイクスイーツ作りに使われているもののようです。

帽子にはダイソーのふわっと軽い粘土を使用。
軽い粘土は柔らかくて扱いやすいんですが乾燥させてヤスリ掛けしたりは出来ません。
ボロボロに欠けていってしまいます。

石粉粘土は乾燥後、1000番台くらいのヤスリで表面を滑らかにできるので目に見える所は石粉粘土を使用していきました。



↑ひたすら粘土をペタペタして滑らかに

おお〜!!それっぽい!!!!


この辺で『耐水サンドペーパー』と『スポンジヤスリ』に切り替え。
ヤスリ掛け後の粉塵が半端ないのでお風呂場でずっと作業してました。

ちなみにジェッソを3〜4度塗りしてからヤスリをかける方法もあったぽいんですが、試したら滑らかになってない印象で、ジェッソは削るっていうより剥がれている感じでした。

表面がキレイになったら濡れタオルで削りカスや粉を拭き取り、仕上げ用のジェッソを塗っていきます。ジェッソには粗目や盛り上げ用のもの等ありますが、滑らかな普通のを使いました。
また、ジェッソは表面を滑らかにする以外にもう一つ目的があります。
スタイロフォームの保護です。スタイロフォームはアルコール系のものに弱く、溶けます。
油性ペン、ラッカー塗料、シンナーなどを使用すると溶けて形が崩れてしまうんです。

粘土でコーティングされてるし大丈夫では?と思ったんですが、ネットで『粘土に塗料が染みて溶けた』というのを見て怖くなりジェッソで保護しようというわけです。

余談ですが油彩で直接、布や木の素材に描くと布や木が痛んでしまいます。それを防ぐのにもジェッソは下地として使われるようです。




④へ続く




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